京都三大奇祭のひとつに数えられる、由岐神社の例祭。天慶3年(940)、由岐大明神を御所から鞍馬の地へ勧請された際、数多くの松明を作り、篝火を焚いて御遷宮の行列を行われたことが火祭の起源と伝わります。当日は神事触れの「神事にまいらっしゃーれ」の合図で、鞍馬の各戸に積み重ねられた篝(えじ)が一斉に点火されます。小松明を抱えた幼少年に続き、青年たちが燃えさかる大松明を担いで「サイレイ、サイリョウ」を繰り返して囃しながら集落を練り歩きます。続く神輿渡御では、山門前に大松明を担いでひしめき合う若者が集結。2基の神輿が石段を下りる姿が炎に浮かび上がる様は壮観です。
